作歌上達のポイント

作歌上達のポイント  2005.2.1 山下和夫
1.対象を自分と同一視して詠う
(作るということ)。自分に引き付けて詠う。
  現在に引き付けて詠う。
2.よく視て、豊かな発想、平凡を避ける。
3.描いて心を伝える。10人が同じ絵が描けるように、言葉で描く。
4.多くを云わず、一点を引き伸ばし、一瞬を拡大する。
5.言葉、リズム、思いに迷ったら、そこが欠点、そこには意味のない言葉(雰囲気を出す。曖昧性、ふくらみ)を入れる。
6.全部を言わない。一部分を言い、大部分を言わない。ここに余情が生まれる。
7.よい作品を読む。読み6、で作るは4
8.自分の哲学を持って対象を視る。
9、質問があった時以外は、自作を説明をしない。
  質問しなければならないようなものは短歌ではなく散文にすることとなる。
10.ストックを30首くらい持っていて常に添削をする。